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2010年6月25日 (金)

クドわふたーのレビューです

 さて、今回はクドわふたーのレビューになります。
 といっても、今さっきクリアしたばかりなので、まだ考えがまとまっておらず感想めいたものになってしまうかもしれません。あしからず。

 今回のレビューはいつもと違いかなりのネタバレを含みます。一切のネタばれがイヤという場合は、以降を読まないほうが吉かもです。

 それでは、いつものように。

シナリオ
 シナリオの構成は一応、一本のルートになっています。選択肢によってバッドエンドも存在します。バッドの割りに、選択肢以降がちょいと長かったのが印象的。
さて、この一本のルートですがリトルバスターズのクドシナリオ(全年齢版)のアフターということになります(多少違っている点がありますが)。そのため、リトバスのシナリオをやっていないと全くわからない辺りはファンディスクならではかと思います。

 さて、このシナリオですが、評価はなんというか非常に難しい。本当に簡単に要約するなら「イチャラブとkeyらしさをそのまま足した感じ」…かな?
 これまでのkey作品をプレイ済みの方はわかるかと思いますが、所謂いちゃらぶ的な展開はこれまでkey作品には見られてきませんでした。で、その二つを足してみたらこんな感じになりました。と、 ここまでは試みとしてはいいんですけど、それをクドわふたー と クドアフターという事実上2本のルートによって表現したのはいかがなものかと思わざるを得ない。しかも、2ルートの前半部分は『ほぼ』同一のルートであっ たのは多少残念。クドわふたーをあんな感じで終わらせるくらいならそのままつなげてしまってもよかったんじゃないかと、(少なくとも今の段階では)思う。 どちらにしてもkeyらしさがちゃんと出ていたのは評価点だと思う。
 さて、ゲームシナリオのボリュームは私のプレイ速度(割と早め)で12時間。確りと最初から最後までボイスを聞くとその2倍近くかかるのではないでしょうか。つまり、あくまでもこれを一本のシナリオとして考えるのであればかなりボリュームの大きなシナリオ展開であったといえましょう。
 シナリオそのものの出来としては、リトバスと同じ+αく らいという印象。リトバスが好きで、かつクドの(甘っころい)ボイスに耐性があるのなら十分に楽しめることと思います。世界観そのものは勿論リトバスの FDと言う事で踏襲していますが、チームとしての「リトルバスターズ」は一切登場がなく、智代アフターのときと同様に狭い世界観でシナリオが進んでいきま す。そういう意味では十分にクドシナリオのアフターストーリーをこなしているといえましょう。
 ここから細かいところになります。
 エピ ローグ最後の最後の一言がよかったのかどうかについては、なんともいえないところです。もし自分でSSとかで書くんなら、「Я люблю тебя.」(意味はI love you )にしたんじゃないかなとか思ったりなんだったり。シナリオ展開的にニヤっとさせる感じで。いやまぁ、あれはあれでいいなぁって思いましたけどね。
泣きゲーとしての完成度としてはまぁまぁくらいというところでしょう。最後のテレビ云々辺りのシナリオは流石と思いました。
 理樹くんの過去の話をわざわざ持ち出すんなら、もうちょっとちゃんと持ってきてもよかったんじゃないかとも思った。リトバス本編で出てくる話ということもあり省略したのはわからないでもないけど、せっかくラストにまで持ち出したんだからもうちょっと大切に扱うべきエピソードだったのではないだろうか。

 あ、そうそう。一箇所だけどうしても気に入らなかった言葉。えちシーンで一回目が終わった直後の文章
「一度出したから、ゆっくりとした動きで僕とクドは『気持ちいいこと』を飽きるまで続けた」
はてさて、飽きるんですかねぇ、とホンキで思いましたとさ。ずっといい流れで来ていたのでこの一文が引っかかってしまった。う~ん、上げ足取りだってことはわかってるんですけどね(苦笑)

グラフィック
 イベントCGの出来は可不可なく丁度及第点。変に崩れることも なかったので安心してプレイできました。ていうか、アオザイ可愛いっすね。また民族衣装のよさを認識してしまった(爆)。ただ、最初の数回のえちぃシーン のCGが同一だったのはちょっといただけない…かな?せっかくラブっぷりを表現してるんだから別のCGを描いてほしかったなぁと思わないでもない。
 クド、リキの立ち絵、一部の背景画像はリトバスからの流用。これは一般的なFDと同様でした。

キャラクター
 本作品に実質上登場する主要キャラクターは事前情報のように主人公を含めて6人でした。佳奈多さんのキャラが少し変わってたような気がする(というか変な位置で安定しているというのか)のが気になりましたが、他については皆安定していたように思います。
個人的には氷室さんみたいな人好きなんですけど、このくらいの性格なら現実にいるのかなぁ…まあ、いないよなぁとかも思ったりする。(注. 前述の通り、本作品はクドシナリオのみです。)

音楽
 Vocalは全3曲。OPは初めて聞いたときは吹いた。まんまクドやんけー(苦笑)。
しばらくは、この3曲をループする日々が続くんだろうなと思います(keyは余韻を楽しむブランドと信じている)。
 BGMはいつもどおりくらいの出来。目立たず隠れず丁度いい感じです。逆に言うと、これはスゴイっていう曲があったわけではないんですよね。

システム
 CLANNADから続くシステムを今回もおおよそ踏襲しています。 パッケージを見る限りではWin2000~7までが動作環境のようです。今回特筆すべきシステムの変更点はフルスクリーン時のアスペクト比を変更できる 点。これまで結構苦労した点だけによかったと思う。(しかし現在の流行を考えたとき、最大解像度が1280:1024なのはどうなのかと思わないでもな い。)
 システムそのものは非常に安定しています。

まとめ
 本当に、key好きのための作品だったとまとめるのが順当なんだろうな。これまでのkey作品がをその人がどう思ったかによって評価がきれいに分かれると思う。
 ただ、個人的に言うなら「バカップル」っぷりを表現したつもりならまだまだ甘いと思う。これくらいじゃ「あまりにも甘すぎてベッドでのた打ち回る」レベルではないぜっ!
  ともあれ、鍵っ子の自分としては満足いく出来でした。次回作、Rewriteはkeyとしてはかなりスタッフも変わり、雰囲気も変わってくると思います が、それでもゲームを終えたときに「あぁ、よかったなぁ」と、ほのぼのと、しみじみと、思える作品である事を切に願って(まだまだ書き足りないこともあり ますが)このレビューを締めたいと思います。これ以上書くと(それじゃなくても散漫な文章が)カオスと化しそうなので…。

 まさか、クドわふたーのイメージCG(クドが風船を上げてて、「未来に届け」って文字が入ってる画)がエンディング・エピローグそのもののネタばれだったことにちょっと驚いていたりもします。こういうギミックは大好きですよ。

 最後に、別に特筆するようなシーンではありませんが。表現方法が好きだったので自分のメモがてら。クドわふたーの世界観があらわれてるな、と思います。

「…リキは、なんとかしてあげたいと願っている
でも、なんともならないことに、苛立っているのでしょう?
ほんとにお人好しの優しさ
やっぱりあなたは私のすきなひとです」

P.S.
よし、深夜販売からの徹夜プレイよく頑張った自分。……よし、寝よう。
起きたら今度はじ~っくりとボイスを聞きながらあと何周かプレイしたいなぁ~。(あかべぇの「光輪の町、ラベンダーの少女」が机に未開封状態で溜まってる…こっちのプレイが先かなぁ(苦笑)。)

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