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2010年11月 2日 (火)

『祝祭のカンパネラ』レビュー

ゲームのレビューが二連続でFDになったのってどうなんだろうとも思いつつ。

 10/29に目出度く発売となりましたういんどみるさんの「祝祭のカンパネラ」をプレイし終えましたので、FDだけに簡単にとはなりますが、レビュー(的な感想文)となります。

 まず最初に、祝祭のカンパネラは「ういんどみるOasis」さんの作品です。が、この記事内では「ういんどみる」さんと表記されていただいております。ご了承を。

・シナリオ

 先に公開されていた通り全8本のストーリーとクイズに挑戦するガーネットクエストの2部構成になっています。
 まずはメインストーリーからですが一本ずつのサイズは大体1時間強くらいでいわゆるファンディスクとしては長くもなく短くもないといった感じのボリュームでした。基本的にはアフターストーリーで、ifもの(といっていいかは曖昧ですが)が若干混ざっています。
一部のストーリーでは選択肢で分岐が発生しますがバッドエンドなどは存在していないので攻略性はないといっても過言ではないです。
で、肝心のシナリオの出来ですが、
「なぜこのクオリティを本編で出せないのか」
の一言に尽きます。それぞれのストーリーが完全に「物語」としての形を成しており、シナリオサイズも相まって最後まで綺麗に走りきれているという感じです。もはや最初の日常パートのない一本のゲームといってもよいんじゃないかと思えるほどでした。はぴねす以来ういんどみるさんの作品をプレイしてきていますが、ここまでシナリオとして気に入った作品は初なんじゃないかと思ったりしてます(ういんどみるってキャラゲーのメーカーさんだよね?(違ったらゴメン))。
 主人公の成長という観点を注目したシナリオがいくつか入っていたのも注目できる点といえるでしょう。「本編でのヒロインの成長」と「FDでの主人公の成長」によってカップルが完成された形にまでなっていくという過程が面白かったです。特に、祝福のカンパネラの主人公であるレスターはギャルゲの主人公としては異色な存在である(卒がなさ過ぎるといえばいいのでしょうか?)ためにこういった形にしたのは大正解であると思っています。(結構主人公をどう評価するかでこのゲーム自体の評価が変わってくるような気がします。私としては「まぁこんな完璧なヤツがいてもいいんじゃないか」と思わないでもないですが、嫌いな人は完全に受け付けないかも。)
そんなこんなで、祝福のカンパネラで「キャラは好きなんだけど、シナリオが…」って思った方はちょっとやってみてもいいんじゃないかなと。

 もう一方のガーネットクエストですが、一番意外だったのは「クイズがまさかの知識クイズだったこと」ですね。勿論ちょっと(1割くらい?)はういんどみる作品のクイズもありましたが、「「○○県」「△△県」「××県」のなかで最南端はどれ?」とか「金融大恐慌を引き起こしたのはブラック○○デー?」とかホントに普通のクイズだったのには驚きました。全部クリアした時点で駿府の正解率は71%でした。4択にしちゃ悪い方な気がしないでもない。
サイズは地味にボリューム満点で6時間くらいかかりました。クイズが苦手な人にはちょっとだけ大変かもしれません。その辺はガーネットさんとかの可愛さでカバーしてもらえるとありがたいですね。

ちょっとだけ難点を挙げるとするならば、「トルティア姉妹」の印象が強すぎる気がする…ってところでしょうか。プッシュしたいというのはわかりますが、それでも他のヒロインが多少なりとも(心象的な意味で)割を食ってしまうのはちょっと悪かったかも、と。
まぁ、トルティア姉妹&ゴーレム大好きですし、全然問題ないんですが。

・グラフィック
 多少の付け足しはあったものの祝福のカンパネラを踏襲しています。さすがはこ~ちゃさんといった感じ。抜群の安定感ですな。
 あ、それと前回の「恋に出にけりわが恋は」からういんどみる作品はワイド画面になっています。これって立ち絵が安定して4人表示できたりイベントCGの構図が結構変わってきたりして、これからも色んな面白いCGが生まれるんじゃないかと期待しています。

・キャラクター
 言うまでもなくという感じでしょうか?祝福のカンパネラからの追加キャラは、いません。

・楽曲
 数曲のBGM追加があり、これは初回版の特典に封入されています。というかFDのテーマ曲が元のゲームの本歌取りになってるのって初めて聞いた気がします。面白い試みかと。
あと、予約特典についてきたトルティア姉妹のキャラソンが神過ぎる。早速ヘビーローテーションになってます。ええ。

・システム
 ずっと変わらないようで地味にちょっとずつ変更されてるういんどみるさんのシステムですが。やはり問題はありません。十分に安定しています。

・まとめ
 とにかく、リトスさんは俺の嫁で。(異論は認めるが、反論は認めない。)
 って、以上にしちゃまずいな。
 え~っと、色に出にけりわが恋はがなかったことにしようって言う感じだったために、買おうかどうしようか迷っていたという感じが強かったんですが、これはやってみてよかったなって思います。シナリオが確りしてるんで(少なくとも私みたいな)原画好き、キャラ好き、CV好きまできてる人には十分すぎる出来だったといえるでしょう。皆がみんな真直ぐ過ぎて逆に癖があるような作品ですが、そんな作品はういんどみるさんくらいしか出し続けてないと思うし、それがいいところだとも思ってるんで、貫いていってもらいたいなと思います。
 アニメ化、PSP化からのFD発売となんだかんだありましたが、おそらく最後となるであろうカンパネラの作品がこうなったことを嬉しく思います。次回作、この調子でのシナリオクオリティを引っさげて出してもらえれば喜ぶファンも多いと思いますんで、ホントによろしく。

 なんか前回天使の日曜日のレビュー書いたときに「あれ?これ唯の感想文じゃね?」って書いたような気がする…そして今回も唯の感想文になってる気がする…。まぁ気のせいってことにしておこう。そうしよう。
 さて、恋と選挙とチョコレートやろうか。またプレイし終わったら(たぶん)レビュー書きますね。

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